8月に沖縄で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023。
開催が近づき、期待も高まっている中で発表された、八村塁選手の欠場に驚いた方も多いのではないでしょうか?
バスケワールドカップ2023八村塁選手の欠場はなぜなのか?代わりとなる選手は誰なのか?日本代表男子出場メンバーについてもまとめてみました。
バスケワールドカップ2023八村塁選手欠場はなぜ?
ワールドカップでの活躍が期待されていただけに、八村選手の欠場が残念だと思う方も多いかと思います。
欠場の理由として公式からは「NBA での来季の契約、またコンディショニング等の課題からの判断」との発表がありました。
また、八村選手本人からも「今後の自分の NBA キャリアを優先し考慮した」上での苦渋の決断だったことが発表されています。
プレーオフでの活躍も記憶に新しい八村選手は、現在、制限付きフリーエージェントで、所属するレイカーズの他、7チームが獲得に名乗りあげる見込みと言われています。
所属チームを決める大事な時期、来季へ向けてコンディションを整えたい気持ちが強くなるのも無理もないと思われます。
日本人初となるNBAプレーヤーである田臥勇太選手が出演していた、NIKEのCMを見るたびに、選手がどれだけの努力とプレッシャーと練習を重ね、夢に向かっているのかが伝わってきます。
八村選手が自分の夢に向かって、万全の状態で挑めることを応援したいですね。
バスケワールドカップ2023八村塁選手の代わりのメンバーは誰?
気になるのは、八村選手が抜けたことによるチームへの影響ですよね。
八村選手は身長203cm、ポジションはパワーフォワード。
代表候補に選ばれているPFは、
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズの張本天傑選手(197cm/31歳)
- サンロッカーズ渋谷の永吉佑也選手(198cm/32歳)
- 越谷アルファーズの井上宗一郎選手(201cm/24歳)
- サンロッカーズ渋谷のジョシュ・ホーキンソン選手(208cm/28歳。C/PF)
の4選手。
同じポジションの代表候補選手はどのような選手なのでしょうか?
張本天傑(はりもと てんけつ)選手
高校時代から代表に選ばれている国際大会の経験豊富なベテラン選手。
インサイドでの身体を張ったプレーや、チームを盛り上げるムードメーカーとしてもなくてはならない存在です。
永吉佑也(ながよし ゆうや)選手
日本人ビッグマンとしてB.LEAGUEでも多くの外国籍選手とマッチアップしてきた選手。
アグレッシブなプレーとフィジカルの強さが魅力の選手です。
井上宗一郎(いのうえ そういちろう)選手
高校・大学と身体を張ったプレーやシューターとして活躍。
2023年2月のアジア地区予選イラン戦では先発出場を果たすなど、トム・ホーバスHCの期待の高さがうかがえる選手です。
ジョシュ・ホーキンソン選手
2023年2月に帰化選手となり、代表デビュー戦となった2月のイラン戦で17得点11リバウンド4アシストと大活躍。
W杯でも活躍が期待されています。
今後のポジション争いが気になりますね。
バスケワールドカップ2023日本代表男子出場メンバー
日本代表男子候補選手は下記の24名です。(6月29日現在)
C:センター
- ニック・ファジーカス ( 207cm / 川崎ブレイブサンダース)
- ルーク・エヴァンス (203cm / ファイティングイーグルス名古屋)
- 川真田紘也 (204cm / 滋賀レイクス)
- 渡邉飛勇 (207cm / 琉球ゴールデンキングス)
- マシュー・アキノ (205cm / 信州ブレイブウォリアーズ)
PF:パワーフォワード
- ジョシュ・ホーキンソン (C/PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
- 永吉佑也 (198cm / サンロッカーズ渋谷)
- 張本天傑 (198cm / 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
- 井上宗一郎 (201cm / 越谷アルファーズ)
SF:スモールフォワード
- アキ・チェンバース(191cm / サンロッカーズ渋谷)
- 原 修太 (187cm / 千葉ジェッツ)
- 渡邊雄太 (206cm / ブルックリンネッツ)
- 吉井裕鷹(196cm / アルバルク東京)
- 金近 廉(196cm / 千葉ジェッツ)
SG:シューティングガード
- 比江島慎(191cm / 宇都宮ブレックス)
- 須田侑太郎(190cm / 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
- 馬場雄大(195cm / -)
- 西田優大(190cm / シーホース三河)
- 富永啓生(188cm / ネブラスカ大学)
- ジェイコブス晶(203cm / NBAグローバルアカデミー)
PG:ポイントガード
- 安藤誓哉(181cm / 島根スサノオマジック)
- 富樫勇樹(167cm / 千葉ジェッツ)
- テーブス海(188㎝ / 滋賀レイクス)
- 河村勇輝(172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
バスケットボールワールドカップ2023を観戦するにあたって、日本代表男子出場メンバーの注目選手が気になるのではないでしょうか?
B.LEAGUE FINALS 2022-23シーズンや日本代表戦で活躍した選手の中から、気になる選手をピックアップしてみました。
富樫勇樹(とがし ゆうき)選手
1人目は、B.LEAGUE 2022-23シーズン準優勝の千葉ジェッツの富樫勇樹選手。
167cmと小柄ながらスピードとドリブルのキレ、3ポイントシュートや背の高い選手もかわすフローターシュートなど、安定感のあるプレイでチームをまとめてくれることでしょう。
原修太(はら しゅうた)選手
2人目も同じく千葉ジェッツから、強靭な身体を生かしたパワフルなプレイが魅力の原修太選手。
外国籍選手にも当たり負けしないプレイぶりはまさにフィジカルモンスター!
代表戦での活躍も期待したいですね。
河村勇輝(かわむら ゆうき)選手
3人目は、B.LEAGUE 2022-23シーズンではキャリアハイを次々と更新し、MVPや新人賞など6冠を受賞した横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝選手。
クラブ初のチャンピオンシップ進出の大きな原動力となった活躍は記憶に新しいですよね。
比江島慎(ひえじま まこと)選手
最後は、宇都宮ブレックスの比江島慎選手。
「比江島ステップ」と呼ばれる独特のリズムのドライブや3ポイントシュートなど、日本屈指のポイントゲッター。
B.LEAGUE公式の3ポイント成功率は43%を超え、常にランキングの上位を飾っています。
日本代表男子のトム・ホーバスHCが、3ポイントを多用する戦術でもあることから、比江島選手にかかる期待も大きいと思われます。
6月29日現在の代表候補選手は、比江島選手をはじめとした国際経験豊富なベテランから、2023年2月に行われたアジア地区予選で、6本の3ポイントシュートを含む20得点で鮮烈な代表デビューを飾った20歳の金近簾選手、U19代表での活躍から初の日本代表候補に選ばれた19歳のジェイコブス 晶選手の若手まで24名。
この中から、最終的に選ばれるのは12名。
7月、8月の強化試合などを経て、どうチームが変化していくのか目が離せません!
まとめ
先に言っとくけど俺は出る👌
でも出ない判断をしたルイの気持ちもめちゃくちゃわかる
— Yuta Watanabe 渡邊 雄太 (@wacchi1013) June 27, 2023
八村選手欠場の報道がされた後、同じくNBAで活躍し、日本代表候補にも選ばれている渡邊雄太選手がTwitterでこのようにつぶやいていました。
日本代表は、来夏のパリ五輪出場権を得られるアジア最上位を目指してワールドカップに挑みます。
日本代表として挑むことも、NBAで活躍する機会を掴むことも、どちらも誰もが手にできるものではない大きなチャンス。
チャンスを掴んだ選手が、それぞれの場で思う存分活躍できることを願っています!