秋は、農林水産省から「カメムシ注意報」が発令されるほどカメムシが大量発生する時期。
洗濯物を外に干した際、取り込む時に洗濯物についていることもあるのでこの時期は、洗濯物の外干しはドキドキ・・・
そして、どこの地域でカメムシが大量に発生しているのか知っておきたいですよね?
そこで、今回は、カメムシ大量発生2023地域どこ?原因といつまで続くかや対策についてまとめてみました。
カメムシ大量発生2023地域どこ?
農林水産省が「カメムシ注意報」を発令した地域は下記の通りです。
8月末にカメムシ注意報が発令された地域
- 青森県
- 岩手県
- 宮城県
- 山形県
- 福島県
- 千葉県
- 埼玉県
- 石川県
- 岐阜県
- 愛知県
- 島根県
- 山口県
- 高知県
- 大分県
以上の14の地域で注意報が出ています。
8月といえば、暑さも真っ盛り!
猛暑と言われている中でも注意報が出るくらいに大量に発生するなんてビックリですよね!
その後追加で注意報が発令された地域
- 秋田県
- 京都県
- 和歌山県
- 鳥取県
- 佐賀県
- 熊本県
- 鹿児島県
全国各地で注意報が出ている状態です。
カメムシ大量発生2023原因なぜ?
春から初夏にかけて産卵されたカメムシが秋に成虫として動き出す秋に大量発生をします。
成長途中の稲から養分を吸い取るため「有害動物」にも指定されています。
田畑の近くに住んでいる方は、特に家の周りや洗濯物などに付着していないか注意が必要となりそうです。
また、スギやヒノキの実を養分として繁殖することもあるので、花粉の多い年はより大量に発生します。
近くにスギやヒノキがある方は気を付けましょう。
カメムシ大量発生2023いつまで続く?
カメムシの発生は11月頃まで続くと考えられます。
9月から11月にかけて、冬を越すためにエサを求めて特に天気の良い日に大量発生し、移動をします。
気温が15度以下となると活動が鈍くなり、冬眠の準備を始めますので、寒くなる頃には見かけなくなってきます。
ただ、ほんの少しの隙間からも家の中に入ってくることがあり、春まで居座ることもあるので、家の中に入らないように気を付けましょう。
カメムシ大量発生2023対策方法
カメムシは潰すと異臭がよりひどくなります。
手で触りたくないので掃除機で吸い込もうとすると、吸いこんだ刺激で異臭がひどくなるので注意が必要です。
カメムシまとめ
好手︰ガムテープでくっつけて包む
悪手︰掃除機で吸う(地獄)・全国的にカメムシ注意報発令中
・ピークは10~11月。地域により更に増える可能性
・カメムシの臭気とパクチーの芳香は似たアルデヒド成分と一部同成分を含むため匂いが近しい
・手についた臭いはオリーブオイルで落ちる pic.twitter.com/fsBxvQnEmz— ハイジ博士のサブ|SNS8万人突破 (@Dr_haijiDM) October 11, 2023
潰さないように外に逃がすか、殺虫剤を使用するなどして駆除した方がいいでしょう。
また、カメムシは日当たりのいい場所を好む傾向があるので、外干しした洗濯物に付着していることもあり、取り込む際には注意が必要です。
はたくときに潰してしまわないようにすることも重要ポイントですが、カメムシが多い時期は可能であれば、室内干しにするといいでしょう。
また、どうしても外干しする際には下記のことを参考にするといいでしょう。
- ハッカの香りを嫌うので、ハッカ油を虫よけとして使用する
- 柔軟剤の香りに寄って来ることもあるので、香りの強い柔軟剤を避ける
- 光を好む傾向があるので、夜は明かりを消す
- 殺虫剤を使用する
殺虫剤やハッカ油などは、ペットに有害となることもあるので、使用する際には十分注意をしましょう。
まとめ
今回は、カメムシ大量発生2023地域どこ?原因といつまで続くかや対策についても!というテーマで調べてみました。
カメムシは、かなりの異臭を発し、臭いがつくとなかなか異臭が取れないなど、生活を脅かしますよね。
また、農業害虫でもあるため、生産者にとっても悩みの種となっています。
悪臭を放たれる前に、退治をする参考にしてみてくださいね。