お正月が終わり、次のイベントは「節分」ですね。
節分の日は、恵方巻を買って食べる人も多いと思います。
「恵方巻」についてどのくらい知ってますか?
由来や方角、食べ方など知らないことも多くあるのではないでしょうか!
そこで、今回は恵方巻の由来、2024年の方角と食べ方のルールについてご紹介します。
恵方巻の由来
「恵方巻」の由来は、諸説あり、起源などは定かではありません。
このようなことが起源になっているといわれています。
実際に「恵方巻き」として販売されたのは、1989年からです。
広島で「恵方巻き」と名付けられ、地域限定で販売されました。
その後、1998年に、全国で販売されることで恵方巻が広まっていきました。
今では、節分といえば「恵方巻」というくらいに定着していますね!
恵方巻の具材の意味
最近の恵方巻は、海鮮やお肉系とさまざまなものがありますが、本来は恵方巻の具材は決まっています。
恵方巻の具材は、縁起のいい七福神に由来し、7種類入れると良いとされています。
七福神とは、恵比須天(えびすてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、大黒天(だいこくてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の「福の神」ですね。
そして、縁起の良い7つの具材とその意味については、こちらです。
〈7つの具材〉
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- かんぴょう…細く長い形をしているところから、「長生きできるように」
- しいたけ煮…しいたけの傘の形が陣笠に似ていることより、身を守ってくれる
- 伊達巻(だし巻き・厚焼き玉子)…黄色の色から、財の豊かさ、金運のげん担ぎ
- うなぎ(アナゴ)…うなぎのぼりという言葉から、出世や上昇。うなぎやアナゴの長い姿から、長寿の意味もある
- 桜でんぶ…鯛は「めでたい」という意味がある
- 海老…紅白色と目が飛び出していることから「めでたし」という語呂合わせにも使われる縁起食材。曲がった腰と、長いひげを持つことから、健康長寿の意味がある。
- きゅうり…きゅうりという名前から「9つの利」をもたらしてくれる
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こうして見てみると、恵方巻は、縁起のよいものがたくさん詰まっているのですね!
食べるだけで良いことが起こりそうな気がしてきましたね!
恵方巻2024の方角
2024年の恵方は、「東北東」です!
恵方とは、歳徳神(としとくじん)という神様がいる方角のことで、その年の十干に応じてどの方角かが決まります。
毎年変わるのですが、実は、「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4パターンしかありません。
方角は、スマホのコンパス機能やアプリを使用すると簡単に調べることができるので、おすすめです!
恵方巻の食べ方・ルール
恵方巻きの食べ方のポイントは3つ!
恵方を向いて食べる!
恵方は「幸運を呼び込む」と言われていて、とても縁起がいい方角です!
そして、恵方に向いて行うことは吉とされています。
「恵方巻」の名前にも使われていますね。
毎年恵方の方角は変わりますが、2024年は「東北東」です。
切らずにそのまま食べる!
1本そのまま手で持ってかぶりついてください!
切ってしまうと縁が切れたり、福が途切れるといった言い伝えがあります。
一気に食べていくことで、願い事や幸運を呼び込みます。
切らずに食べることで恵方の力を最大限に引き寄せると言われています。
大きさは関係ないので、大きなものは食べきれないようであれば、細めや短めの小さいサイズ恵方巻を選ぶと良さそうですね。
無言で食べる!
食べ物に対する感謝の気持ちや、願い事をするためです。
おしゃべりをしながら食べるのではなく、静かに食べる方が願い事が叶う力を高めると言われています。
今までなんとなく、恵方巻を食べていた人は、2024年節分は是非この食べ方を意識して食べてみて下さいね!
まとめ
さて、今回は、恵方巻の由来、2024年の方角と食べ方のルールについてまとめていきました!
2024年の恵方は「東北東」ですよ!
新しいものや便利なもので溢れる現代ですが、そんな時だからこそ、古き良き縁起物の恵方巻のことを知って、節分を迎えるのも良いですね!
今年の節分も2024年2月3日です!皆さん楽しい節分を送ってくださいね^^